医院コラム
どうして銀歯は良くないの?
こんにちは☺︎とくだ歯科医院です。
よく患者さまに「銀歯って良くないんですよね?」と聞かれることがあります。
銀歯が良くない理由には以下のようなものがあります。
①審美性の問題
ギラギラとした金属の色によって口を開けたときに目立ちます。また、少しずつ銀歯から溶け出した金属イオンが沈着し歯茎が黒ずむ場合があります。
②健康上の問題
銀歯を長く使用していると金属イオンが溶け出して体内に取り込まれ、金属アレルギーを引き起こすリスクがあります。
③二次虫歯の問題
銀歯は歯との密着性に乏しく、噛む力によって徐々に変形もします。時間がたつと銀歯と歯の間に隙間が生じ、隙間から中に虫歯菌が侵入することで虫歯の再発リスクがあります。また、見た目にも虫歯がわかりにくいので、進行して重症化しやすくなってしまいます。
個人差はありますが、銀歯は5年〜7年でトラブルが起こると言われており、歯を少しでも長持ちさせるためにも、現在では銀歯よりもジルコニアやセラミック、レジンなどのより安全で美しい歯の修復材を選択される傾向があります。
お口の中の銀歯が気になる場合はご相談ください。