医院コラム
マスク着用緩和 どうする口臭
こんにちは☺︎とくだ歯科医院です。
今週よりマスクの着用は個人の判断に委ねられることになりました。
マスク着用が緩和されることで、口臭に悩む方がいらっしゃるかもしれません。
口臭の原因はさまざまですが、一般的にはお口の中の細菌が原因となることが多いです。
口臭を予防するためには、以下のような方法があります。
①歯磨き・うがいをする
お口の中には多種多様な細菌が生息しており、これらが食べかすや歯垢などを分解する過程で、口臭の原因となる揮発性硫黄化合物 (VSC)を発生させます。お口の中の細菌を除去するため、食後や寝る前にしっかりと歯磨きをしたり、うがいをしたりすることが重要です。
②歯ブラシの適切な使い方
清潔でご自身に合った歯ブラシで、正しい歯磨きの方法を実践することが大切です。歯ブラシは歯と歯茎の境目をきちんとブラッシングするように心がけましょう。
③歯間ブラシやフロスを使用する
歯ブラシだけでは取り除けない、歯と歯の間に詰まった食べかすや歯垢を取り除くために、歯間ブラシやフロスを使用することをおすすめします。
④健康的な食生活
口臭の原因となる食べ物として、ニンニクや玉ねぎ、香辛料などがあります。
また、胃酸逆流症や胃潰瘍などの喉や胃の疾患によっても口臭が発生することがあります。口臭の原因となる食べ物をなるべく避け、バランスの良い食生活を心がけましょう。
⑤水分補給
唾液の分泌が不足し、お口の中が乾燥することが口臭の原因の1つになるため、水分をしっかりと補給することが大切です。
ガムを噛んで唾液分泌を促進させることも有効です。
⑥喫煙を避ける
タバコに含まれるタールやニコチンなどの化学物質が口臭の原因になることがあります。これを機に禁煙してみるのもよいかもしれませんね。
⑦歯科医院でのチェック
歯周病や虫歯などのお口の中の問題が口臭の原因になることがあります。歯科医院での定期的なチェックやクリーニングを受けることが大切です。
マスクの着用は個人の判断に委ねられることにはなりましたが、衛生管理や健康管理に注意を払い、感染症対策や口臭対策などに取り組むことが大事になります。